心地よさ? - 演劇ユニットG.com

心地よさ?

元麻布のフレンチレストラン「ボン・ピナール」
ワインバーって感じかも 岡田

蕎麦屋の店長と久し振りにフレンチに行こうと言う事で、これまた久し振りに、『dancyu(ダンチュウ)』とか買って、ネットでも調べて、見つけた一件。ほんと言うと、池尻の「オギノ」にしようと思ったんだけれど、2カ月先まで予約で一杯だとか、それでネットを見ていたら、友里征耶(ともさと ゆうや)と言う人のサイトを発見。いろいろ辛口にレストランが評価してあって、でも、昔、行ったが、今はどうしただろうなんてレストラン情報が結構分かって、なんか何時になく、むかしの血が騒いだって感じ。

奥さんが料理をして、旦那さんがソムリエと給仕。五十嵐シェフのマノアール・ダスティンの出身とか。いろいろネットでも評価されているように、とにかく良いワインが安い。ワインリストも圧巻で凄い。まあ兎に角、信用できるなって思ったら、素直に金額を伝えて、状態の良いのを選んでもらうのがベスト。白・赤一本ずつって言う事で、ブルゴーニュの白、マコン(Macon-Verze Domaine Leflaive)と、ボルドー、サンテミリオンの赤(Couvent des Jacobins)でした。なんでもソムリエさんは、ブルゴーニュで醸造に従事したとか、それにマノアール・ダスティンの出身ということで赤もブルゴーニュかなあと思ってたら、サンテミリオン。実は、サンテミリオン好きなもんで。ムフッて感じでした。ほんとワインは状態も良くって、やっぱり良いもんって良いよなあって時間でした。

さて料理です。厨房が二人、給仕が二人の4人体制。ほぼ満席だったせいもあるだろうけれど、料理の出てくるのが遅いと言うかオーバーワークって感じもする。店自体、レストランって言う作りではなく、長いカウンターに小さなオープンキッチン。それにワインバーにしては、手の込んだ料理。ちなみに、前菜がユリ根にゴルゴンゾーラ、オーブンで火を通し、上にスライス状の生牛肉を乗せたもの。メインは、鹿肉のパイ包み焼き。厨房で、料理人がもくもくと仕事をしているのが一番美しかったかなあ。ただ、あの狭さにはちょっと無理を感じる。メインの料理自体は美味しかったけれど、もっと多分、美味しい筈って感じがどうしてもしてしまう。無駄なく、職人のように働いている姿が、ちょっと空周りしているような気もしました。

まあ、久し振りにレストランに行って、またオープンキッチンで料理人の仕事とか見ちゃって、それがすごい刺激になった。ただ、落ち着くという感じではなく、なんだろう、ちょっとセレブ風な人々が集う場所って感じもしないではない。それはそれで良いのかもしれないけど、なんとなく勿体ないような気もした。
まあでもトータルってえのは、なかなか難しいですねえ。