遅い告白 - 演劇ユニットG.com

遅い告白

岡ちゃんのブログ記事に触発されて書いてたブログ原稿・・・

アップする前に、ウィルス性急性胃腸炎で倒れました。

三日間、仕事もせず、家で悶絶。ものすげえ胃の痛みでした。

で、夜の樹についての記事を今頃アップ!

文芸部の岡ちゃんがブログに書いたように、先週、演劇組織夜の樹公演「まうしろの今」にG.com女優佐藤晃子と共にカメオ出演しておりました。いつもG.comに出演してくれている小学生女優、玲架、麻里亜も出演。

岡ちゃんはブログで「好みじゃありません!」って言ってましたが、

僕は好みです!

まあ、岡ちゃんのブログに触発されてこの文章書いてるわけなんだが、反論とかじゃないですよ。同じG.comの旗の下で、こんだけ趣向が違うってのがまた変に嬉しくなりましてね。

千羽鶴の初日に来てくれた方は、アフタートークで夜の樹主宰の和田周さんの奇妙な世界を垣間見れたと思いますが、和田さんの作品分は本当に奇妙!でも、非常に良い感じ。僕は好き。なんで好きなのかは良く分からない!!そこがいい。みたいな感じ。

絵画でいう印象派っていうんですかね?舞台上は抽象的ではない具体的な絵(構図)の積み重ねなんですが、もちろん舞台は絵画ではなく、生きた人間と人間がそこにいるわけです。そうすると、そのなんの変哲もない構図からじわじわっと・・・戯曲では描かれてない関係性というか、状況?情緒?みたいなものが、ふわふわふわっと、場によってはドバーッ!と、立ち上がってくる。これは、語らないことから出てくる絶叫。歌わないことで聞こえてくる物語とでもいうんでしょうか。ただそこに、ボソっと印象が残る。そんな舞台。

はでな演出があるわけでも、わくわくどきどきする展開が待っているわけでも、気の利いた説教がでてくるわけでもなく、ただただ奇妙で珍妙で哀愁漂う人間らしい人間でないナニカが次々に登場する。

子供のころぼんやりと夕焼けごろに路地裏で感じた、居たかもしれない、居なかったかもしれない。ぼんやりとした黒い何かがこっちをみているようなみてないような、ただそこに居るだけのような・・・諸星大二郎的にいえば「不安の立像」みたいないものが舞台に現れる。それがなんとも、なんでか郷愁を誘うんです。僕のね。他の人は知りませんが・・・。

僕の好みはカフカ、ストルガツキィ、安部公房・・・まあ、不条理ですな。

なんでか?

最近気がついたのは、「異邦」という感覚。
カフカはユダヤ系ドイツ人、ストルガツキィはユダヤ系ロシア人、安部さんは満州生まれの日本人・・・みたいな。なんとなく「馴染まない感じ」っていうのかな。

憧れでもあるんだろうか?
何故か惹かれる。
原因はまだわからず。

和田さんはさしずめ、絵画系演劇人。

和田さんって絵描くのかなぁ?