牧谿『平沙落雁図』 - 演劇ユニットG.com

牧谿『平沙落雁図』

ちょっと不謹慎ですが......
岡田です。

出光美術館「茶 喫茶の楽しみ」の特別展で、4・3~5・9まで牧谿『平沙落雁図』が公開されてます。

んでもって早速行ってきました。
表だっては、この情報出てないんだよね。ホームページにも出品リストに載ってるだけで、偶然チラシを見つけて、行きました。

↓こんな絵です。はっきり言って分かりません。

 

平沙落雁図 全図.jpg拡大すると、ボケてしまいます。みんなシミ見たいです。
でも、本物をじーーっと見てるとね、動き出すんですわ。遠く山の端に向かって飛んでいく雁の群れ。近くで羽を休めている雁に、命の動きが見えるとでも言うんかなあ。

↓拡大するとこんなんです。遠くの雁。

 

平沙落雁図 飛ぶ雁.jpg↓近くの雁

 

平沙落雁図 休む雁.jpgちょっと不思議な経験でした。

根津美術館は新装開店で、照明がすべてLEDになったとか、「ふーん。」なんて思ってたんですけど、出光のみたら、やっぱり根津のLEDはすごいなあなんて。ガラスが有るって感じも全くないし。

出光。照明が悪いんですわ、ちょっと離れると、ガラスに反射して、自分の姿が映ったり、光の当りも強いような気がする。だから、紙の荒れが目立って、そんでなくってもシミ見たいのが、どこが絵で、どこが汚れだか分かんなくなる。

ただねえ、そんでも我慢してじーーっと見てたら、なんか、ちんちんの根元をぐっと締め付けられ様な不思議な感覚でした。なんでだろう?
とにかく、「表現する」と言う行為をギリギリまで消し去って、それが消える極限に、精神を研ぎ澄まして。その奥から、創造者の気迫が迫って来るからかなあ。まあ兎に角、800年近くを生き抜いている絵だからなあ。シミのくせにね。

追伸 三井記念美術館で、大名物、肩衝茶入「初花」、「遅桜」が公開されます。4・14~25。期間が短いので、興味のある方は、↓まで。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html