闘争か、逃走か。シノプシス・・・
今日、会社のPCファイルを整理していたら、見たこともないファイルを発見。
最終更新は2007/12/12・・・ファイル名は「村に到着する男.doc」
なんじゃこりゃ?とファイルをあけてみたところ、自分でもすっかり忘れていた「闘争か、逃走か。」のシノプシスでした。
ようするに戯曲にする前のあらすじですね。
最初のアイデアから実際の戯曲になるまでに色々と変化していくんですなぁ。
と、改めて実感。全然違う話でもあるし、重要な部分は変わってなかったりもする。
ご興味ある方はどうぞー↓
人の心を折るための心地よいプレッシャー
この村で自給自足が出来ていないのは食物だけ。
小娘→村に行きたい 圧力は小娘を街に行かせ圧力の勢力を強めたい→小娘が行けるように力を貸す。大胆さ、隠微さ。
男→街に帰りたい。 圧力は男を街へ追い出したい。男の持つ「何か」を嫌っている。そのため、無限に疲れない自転車をよこす。とにかく「街」へ帰る様に仕掛けられる。だが、博士は男を「村」に引き止める。それは男が持つ「後悔」の力のせい。
J&Bにはいっさい圧力がかからない。
村に到着する男。
夕方。ヒグラシの鳴く声。
腕時計を見てひとつため息。
古びて見えないバス停の表示を暫し見る。
再び椅子に座りてため息。
そこへ、博士がやってくる。
男に声をかける博士。
計算機を使って、人の人生を占う=予測する実験の途中。
男は、この村を救う勇者だという予測がでる。
科学の衰退を嘆く博士だったが、男の一言でとっておきのアイデアが浮かび、立ち去る。
長老が現れ「昨日あったか?」と聞かれる男。
それを否定すると「そうか、今日でさよならというわけか・・・」という長老。「今まで、どうもありがとう。君にとってはこれからよろしく」と、謎の言葉を残す。
そこへ、農夫婦が来て田畑の開拓を長老にお願いしにやってくる。
会話の中で男の職業がはっきりとする。
空襲音のような音が鳴り「17:00」、あらもうお夕飯の時間と帰る。
農夫婦は家に帰る。
長老は、男の寝床を世話することを約束し去る。
再び男一人。
携帯の電波を探すためベンチにたっている男。
そこへに小娘が現れる。ひとくさり会話の後去る。
J&Bにちょっかいを出される小娘。
若造が現れ少女の行方を聞く。去り際、JBとダンス。
下手土手でじっと男を見ている電気屋
「なにか?」「街からきたってのはあんた?」「ええ」
バス停に充電していく。去り際にJBのラジカセにも充電。
色々あって、
ラストシーン
私は、この村でそれを喰いとめているんだよ・・・表沙汰にならないように
それは、つまり・・・
あまりにも大きな力はそれが行使されていても目立たない。ゆっくりと徐々に広がっていき、気づいた頃には手遅れになってるってことも大いにありうる。
つまり、あなたも・・・
そこで、これらのプレシャーを大まかに分解し、なるべく少数の人々に割り振ってみたらどうなるかと思ってね。私の予想通りこの村の個々人への圧力は急激に力を増したが、全体には広がらない。つまり、この村どまりってわけだ
つまり、全部、あんたのせいじゃないか
人類を救うために、この村を犠牲にする・・・これは、やっぱり不道徳かね?
そういう、問題じゃない! 本当にそんなに大変なことが起こってるんなら、世界中に公表すればいいでしょ? 全人類の力を持って闘えばいいじゃないですか! あなたは、ノーベル賞候補だったんでしょ? 発言権のある立派な博士だったんでしょ?
昔はね・・・わたしがノーベル賞を取り逃がしたのは私のせいだと思うか・・・?
つまり・・・それは・・・そういうこと?
・・・
これは、なんなんです、この異常な現象は一体なんなんです! 村の人達が言うように、祟りなんですか? それとも宇宙人の陰謀? それとも何たる偶然?
さあね。それが分かれば全ては解決するんだろうけど
ちょっとぐらい分からないんですか!?
・ ・・この石ころを放り投げたら、この石はどうなる?
なんの話です?
(放り投げ)地面に落ちる。
そりゃそうだ
9.8m毎秒毎秒の加速度で地面に落ちる・・・何故だ?
そりゃ、重力があるからでしょ
じゃあ、重力とはなんだ? 今の科学では重力がなんであるかすら、分からないんだ。何故それが加速度9.8m毎秒毎秒なのか? 何故常に一定に加速するのか? 誰もが知ってる事実だが、実は誰もその真意を解明しちゃいない。常に我々の身の回りにあるものなのにね
この圧力も・・・ようするに自然現象のひとつだって言いたいんですか?
別に、言いたいわけじゃない。この世にはまだまだ分からんものがあるというだけのことさ・・・ま、圧力は逆らいさえしなければ害はない。圧力が望むまま、君を押しやろうとするパワーとベクトルに流れていけばその内消えるだろう。君の周りの圧力はね・・・。
あなたはどうするんです・・・?
既に、村をひとつ犠牲にしているんだよ? 今更あきらめるわけがないだろ
・・・あんたは酷い人だ。自分のためだけに、人を犠牲にしてる。
そうかもしれないね
博士、僕は・・・とうそうします。
どっちの?
分かるでしょ?
後悔しないか?
僕が、後悔しなければ・・・少なくとも、僕は世界一の存在じゃなくなる
それは、闘争なのか?
ええ、僕にとっては・・・
健闘を祈るよ
逃げるのに?
嬉しいことに、この世には逃げるが勝ちって言葉もある
そうですね・・・じゃあ
去る男。
また、誰かを探さなくちゃならないな・・・。
崖っぷちに立つ男。
ゆっくりと身を投げ出す。
その夜、空気を切り裂く音と共に、大きな隕石が村の外れに落ちました。
終わり。
まったく、どんな話か想像できませんね。。。
結局は「闘争か、逃走か。」という作品になったわけですが。
もっと面白い話になりそうな予感もあります。しかし、予感と現実は常にかけはなれているもんです。

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