2010年1月アーカイブ: 演劇ユニットG.com

出演者紹介 その12

「村長」役として、今回俳優座から河原崎次郎さんをお迎えしています。

Q.この役のオファーを受けられたときはどのようにお感じになりましたか。

A.僕は悪役の方がやりやすくて好きなんです。どうしてこういう人間になったのかと考えて作っていくのがいい。「村長」役はその意味ではすごく考えさせられて。やると決めてからは早めに役作りを始めました。

Q.稽古場の雰囲気はどうですか。

A.若い人が多いからエネルギーがありますね。若さゆえの未熟さもこれからの可能性と言える。だから、若さに嫉妬しながら、楽しくやっています。

Q.観客の皆さんにメッセージをどうぞ。

A.いろいろな見方ができる芝居ですね。こういう風に見てください、というのはありません。いろいろに見て、面白かった、つまんなかった、ためになったとか、ともかく自由に見てもらいたいですね。

 

稽古場の河原崎さんを見るといつも、ベテラン俳優の確かな技術と存在感にうならされます。観客の皆さんもきっと、魅了されると思います。

出演者紹介 その11

初演に引き続き「博士」を演じるのは田谷淳さん。「博士」のエキセントリックさと裏腹の哀しさや優しさを表現できる俳優さんです。

Q.今回の現場はどうですか。

A.やはり一回やった劇ですから、それぞれの反省点もあり、集中力はうまく高まっている気がします。

Q.結果としてかなり見やすくなっているような気もしますね。

A.前回から時間も経っていますし、前回やりたかったことが頭の中でできていて、そこから組み立てるので、試行錯誤はするけれど、寄り道があまりないというか。それでわかりやすくなっているということは言えるでしょうね。

Q.観客の皆さんにメッセージをお願いします。

A.このお芝居はフィクションの面白さを楽しんでほしいです。もちろんその中にも真実はありますが、絵空事の面白さを余裕をもって楽しんでほしいと思いますね。

 

「博士」は前回も物語の解釈のカギを握る重要な役どころでしたが、今回はさらにその立ち位置が際立っています。主人公との絡みだけでなく、「博士」の個人的なドラマも厚みを増しています。「闘争か、逃走か。」最大の見どころの一つであることは間違いありません。ぜひご期待ください。

出演者紹介 その10

村の駐在役は藤田健彦さん。初演に引き続きの出演です。昨年の「金の卵 1970」でも(不思議なことに)駐在さん役でした。

Q.今回の衣装は西部劇の保安官風ですね。

A.そうですね。衣装さん(橘佳代さん)の提案で、今回は保安官になっています。衣装が違うので、気持ちも違いますね。再演ですが、いわばトータルリニューアルということで、いろいろと発見もあるし、同じ役をしていても、新鮮な気持ちがあります。

Q.観客の皆さんに一言お願いします。

A.新しい役者の方もパワーがありますし、初演から引き続きの役者陣も前回よりパワーアップしています。前回来られた方も、今回初めて見られる方も、それぞれ楽しめるようになっていますので、楽しみにしていただければ。

 

駐在の役も、確かに初演よりパワーアップしています。時に主人公に絡み、時に哲学を語る。藤田さんの駐在をお楽しみに。

 

 

出演者紹介 その9

村に住む農夫婦役は古口圭介さん(夜の樹)と内海詩野さん(壺会)。善良で気のいい、しかしちょっとエキセントリックな夫婦が場を和ませ、時に笑いを誘います。

農夫役の古口さんは初演に引き続きの出演です。

Q.稽古場の雰囲気はいかがですか。

A.今回は再演ですから、前回からのキャストが多く、リラックスしてできますね。

Q.でも相手役である農婦は初演と違いますね。

A.そうですね。ですから、その意味では再演ではないというか。全く違う役をやるというぐらい違う感じがあります。

Q.農夫婦は笑いを呼ぶシーンが多いですね。

A.本来笑いは得意ではないのですが、求められるものがだんだんはっきりして自分でも理解してきています。

 

「笑いが得意ではない」という言葉がすぐには信じられないほど、とぼけた味わいを自らのものとしている古口さん。作品にはその味を生かした場面が多く盛り込まれています。

 

農婦役の内海さんは初演には出演していない、今回の新キャストの一人。G.com作品は「金の卵 1970」に引き続きの出演になります。

Q.稽古場の雰囲気はどうですか。

A.うまい役者さんばかりで、すごく楽しいです。前回の「金の卵 1970」は時代背景のある劇でしたが、今回は抽象的で、寓話みたいですね。そういうお話が好きなので、前回との違いも含めて、楽しんでいます。

Q.農夫婦は笑いが多い役ですね。

A.ついついコント的なことをしてしまうのですが、しかし台本を読んでみると、農婦は心情のある役でもあります。笑いだけでなく、「生きている人」として見えていたらいいと思うのですが。

Q.観客の皆さんに一言

A.すごく不可思議なお話に見えますが、一人ひとりの登場人物は、それぞれ大切なものがある、生きた心情のある人達だと思います。それを感じていただけたらと思っています。

 

活きのいい内海さんの農婦役をお楽しみに!

出演者紹介 その8

富所浩一さんの「ゼット」とコンビを組む村のラッパー・トム役は奥田晃平さん。G.com所属の若手俳優です。

Q.富所さんとのコンビネーションは?

A.富所さんはずるいですね。トムは無表情の役なんですが、最初から負け試合というか...。いつも富所さんに笑わされてしまいます。

Q.今回英語のセリフもありますね。

A.演出家の気まぐれで...。飲み屋で思いついたんです。

Q.観客の皆さんにメッセージを

A.ばかばかしく面白い話ですので、楽しんでください。

 

今回、多くの役がマイナーチェンジをされています。トムも初演よりも格好よさが3割ぐらい増したようです。奥田さんのトムにご注目ください。

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