no man's land - 演劇ユニットG.com

no man's land

フランス大使館
はあ、岡田でした。

どないな意味やねん? 「誰もいない場所」でもないだろうしな。
ちょっと調べたら、「中間地帯」。軍隊が対峙している中間地帯。もしくは、所有者のいない荒れた土地。みたいですね。

フランス大使館、移転です。壊す前に、「あーちすと」に場所を開放して、やりたい放題。

学園祭って感じだけどね。原美術館を巨大化したと言うか。ひまだったし、フランス大使館の建物に興味がありました。

ちょうど畠山記念館で、牧谿、茶入れ、高麗茶碗、織部とか見て広尾まで歩きました。横断的に、中国、朝鮮、日本、フランス、時代は13世紀から現代まで。かなあ?
うーん、ただねえ。南宋の牧谿とか見ちゃうとね。あーちすとの作品と言うのはね。
何が違うんだろう。でも違うんだよね。あーちすと達は、やっぱり表現してる。
見て見て、お願い分かって。ほーらスゴイでしょう。表現してるんだ僕。みたいな声が、どっかでする。うざいんだよね、やっぱ。

no man's land、荒野。敵も味方も手を出せない緊張の聖域。その領域に達することが要るんじゃあないかなあ。

結局、みんなコミュニケーションがしたい。それは、牧谿の絵や茶入れからも感じる。だって、作品が人間とコミュニケーションしてるから、700年間も大事にされたんだし。

でも、そこまでコミュニケーションしたいと言う、根源の憧憬がないと作品はコミュニケーションしてくれない。それには、作家は荒野に、no man's land、緊張の聖域、no manと言う、たった一人の孤独の場所、その一人と言う自分さえ消し去るような場所に耐えながら、立たなければならないんだろうな。