Café bar LEANDRO でマデラ - 演劇ユニットG.com

Café bar LEANDRO でマデラ

いやあ、東京ってやっぱり深いなあ。マデラ酒専門の店がありました。それも大塚。G.comワークショップの後に、女優の詩野ちゃんに教えてもらった。
岡田です。

マデラ酒ってポルトガル、マデラ島特産の酒精強化ワイン。酒精強化って、醸造工程中にアルコール濃度の高い酒(ブランデーとかかな)を添加してコクと風味、保存性を高めたワイン。アルコールを添加するため、一般的なワインより度数が高く、15%から22%くらいはある。3大酒精強化ワインは、シェリー、ポート、マデラ。

シェリーは、吉田茂やチャーチルが好きだったらしい。ちょっと癖があるお酒。レストランだと食前酒向き。
ポートは、甘ーいお酒。熟成にも耐えて、年代物も多数あり。プルーストの『失われた時を求めて』って長ーい小説。ワインも結構出てくる。ただ、みんなで楽しく飲むシーンではポートが主流。貴族ゲルマント家の倉庫には、ボルドーの貴腐ワイン、イケム。ブルジョワのヴェルデュラン家の地下はボルドーの赤、ラフィット。この選択ってセンスあるよね。でもやっぱり、飲んで楽しいのはポートってわかる気がする。フレンチ、食って、食後にポートとチーズ。最近やってねえなあ。
さて、マデラなんですけど。やっぱり3番目なんですねえ。本当にきちんとしているフレンチレストランには置いてあるけど、種類は少ないし。私鉄沿線系のレストランだと、「料理用にあるんで、それで良かったら。」とか言われる。

でも今回、いろんなビンテージ物の試飲までさせてもらって(マスター有難うございました。)、いろいろ話を聞くと、ほんとうは一番力強い酒なんだなあって気がする。マスターに聞いたんだけど、高温熟成なんですね。ワイン好きとかだったら分かるかな。高温にさらされるとワインは普通死んでしまいます。酸化して、死んでしまったワインは飲めたもんじゃない。だいたいレストランでワインが高いのは、状態を保つのが大変だから。
それに対して、マデラは高温熟成。もともと死に近い状態。だから、古い物もやっぱり酸化した味がする。でも飲める。それに、あの錆びた感じはポートでは出ないな。料理に使われるというのも酒としての「力」が強いからだと思った。

あと新発見は、ステンレスの樽で発酵させたマデラ。白って表現でいいのかな。あれは食前酒にちょうどいい。シェリーはちょっと臭いし。ホワイトポートだと甘ったるい。でもあの白いマデラはピッたし。

まあ、そんでもって終電ぎりぎりで、三軒茶屋の三浦邸に行きました。でも、もう久し振りの良い酒なもんだから、スイッチ入っちゃって。詩野ちゃんと、二人で、246沿いのフォルツァ・ナポリに直行。ここ深夜までやってるピッゼリアで、本数は多くはないけどちゃんとしたワインもあるし。モッツァレッラもきちんと、水牛。それに、トスカナ産のプロッシュートがあった。普通はパルマ産が中心の生ハム。パルマは岩塩だけで熟成させるらしいけど、トスカナ産は香料を入れる。繊細なんだよね。
なんだか嬉しくなってワイン二本。ピエモンテのバルベラ・ダルバ、いや、ドルチェット・ダルバだったかな、まあピエモンテのちょっと重めの赤と、王道トスカナのサンジョベーゼ。
G.comワークショップ後、打つ上げで焼肉食って、ビール飲んで。マデラを飲んで、赤ワイン2本かあ。ほぼ14時間飲んでた事になるなあ。気づいたら朝の7時近く。店員さんありがとう。

マデラ酒が飲めますよ。
Café bar  LEANDRO(レアンドロ)豊島区北大塚2-8-6-105 TEL03-3576-5778