箱庭円舞曲『極めて美しいお世辞』 - 演劇ユニットG.com

箱庭円舞曲『極めて美しいお世辞』

いやー面白かった。って、僕が言うと、まあほんと嘘っぽい。
そんな岡田です。

 

でも、ほんと面白かったんです。ええほんと、お世辞抜きにね。

前回の、古川貴義演出『ヘッダガブラー』はつまらんかったんです。(古川ちゃん、ゴメン)、まあ、演出だけだったんで仕様がないんだろうし、御呼ばれというのは自由も利かないだろうしね。
でも、逆に、それだけに今回の公演は期待が大でした。そういうときは意外とこけたりもするんだろうけれど、みんごと抑制も効いてて、それでいて声高にならない。良い芝居でした。

舞台は、私鉄沿線くらいの、ちょこっと落ち目の美容室。経営者が、新しい凄腕の美容師を呼んで来てって話です。
まあ、一筋縄ではいかない人間たち、ダメな人もたーくさん。
経営者の総代表は、スタイリストと浮気中。美容師は客の女食ってるし。見習いは、パンに乳液付けてるし。変な客に、変な納品業者。総代表の奥さんがひょっこり居たり。店長がいきなり......。

いままでの箱庭さん、正直、ちょっと分かりづらいかなって言うか、作り手側が、ちょっと賢すぎるかなって感じがしたんです。
江戸時代の「箱庭」って、ちいさな箱の中に作った小さな世界。面白いけど開かれてはいない。まあそんな気もしないではなかったんですよ。

ただ、今回は、ストレートに流れたな。物語も素直で無理がないし。ラスト近くの男同士の戦い。普通、臭くなったりするんだけどねえ。そこがうまく演劇になってた。まあその後、ええええ......! って展開があったりね。

損はないと思うんで、興味のある人は↓ってことで。

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