棄権 - 演劇ユニットG.com

棄権

そう言えば都議選は棄権してしまった。朝ごろ、「ああ、今日は都議選だ」と気づき、「後で行こう」と思ったが、午後、夕方とずるずる延ばし、夕方ごろには布団を敷いて本格的に昼寝。起きたら、ヒヤッとする夜の空気。

 

そのまま長い散歩に出る。アイディアに煮詰まったときによくやる手だ。書かねばならない原稿の次の展開に迷っていた。あるビルの前に人がたむろして、数人の女性が米つきバッタのように頭を下げている。頭とわたしの身体がぶつかりそうで危ない。何なんだこいつら、と建物を見ると、民主党候補の事務所だった。女性たちの方を振り返ると、嬉しさに涙こぼれんばかりの顔、顔。「ありがとうございました」と言ってる。あ、棄権しちゃった、とその時気がついた。

 

三つ子の魂百まで、ジャーナリストとして二十代を過ごしたから、今でも棄権には罪悪感がある。選挙こそ民主主義の基盤。さあみんな、投票に行こう。権利の行使を怠る国民に、明るい明日はない。その割に、結果を見れば、棄権したことは結構多い。

 

勝ち馬に乗るのが嫌いだ。今回も、勝負はとうに見えていた。自分の一票なんか、どうでもいいんじゃないか。そんな気分。実際、結果を見ると世田谷は圧倒的な民主候補の勝利で。ブームの一員になって嬉しいか。でも、いや、しかし・・・。

 

次回は多分行く。8月30日、衆院選。奇しくもG.com公演の千秋楽である。お手伝いでいろいろ忙しいだろう。でも行く。麻生は嫌いだ。それだけでも行ける。選挙なんてそんなもん(友田)

コメントする