2009年7月アーカイブ: 演劇ユニットG.com

7月19日

紐につるした五円玉を妊婦のお腹の上にかざすと、赤ちゃんの性別がわかる――。そんな占いがかつて一世を風靡したんだそう。「金の卵」の一シーンに取り入れられています。妊娠している女医の夏子(佐藤晃子)を取り囲むアパートの面々。風来坊のギター弾き直樹(用松亮)が「五円玉が回ると男の子なんだって」と言い、「ああ、回る回る」とみんな大はしゃぎ。

 

ストーリーとは直接関係ない遊びの部分。でもこんなところこそ、みんなの遊び心を刺激するみたい。演出の三浦剛が「『こんにちは、赤ちゃん』と言ってみて」と用松さんに要求すれば、真介役の伊東達広さんは妙に真剣な顔で五円玉を食い入るように見つめる。扉から入ってくる悉皆屋・谷役の本山三火さんが重要な情報をもたらし、ストーリーを進めようとするも、何だかみんな上の空――。

 

「この占いは、長女が生まれるときに流行ってましてね」と脚本の三浦実夫さん。「え、そのときは当たったんですか」「ええ」「ほうっ、当たったんですか」と実に食いつきのいい伊東さん。渋い役者さんなのに、お茶目な表情を見せてくれました。

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修行・・・

稽古日ではないが,手書き友禅の職人とその弟子そして染め職人役の役者(菊池豪さん・土田裕之さん・橋本昭博さん)が、熊﨑工房で一日修行をさせて頂きました。
 反物の扱い・色の作り方・筆の持ち方・などなど、教えて頂いた事はこの後自主練習で。
この修行の成果を本番の舞台で見届けてください!!
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   G.com主宰 演出家:三浦剛も体験!!

はさみ

そう言えば、小学校のころ、どんなはさみを使っていたか、いまだに覚えているのだった。青いビニールが持ち手のところに巻いてあるやつだ。そのビニールの暗くてちょっと光った色調や、少し黄色がかった金属部分の感じなども覚えている。小学校のころのはさみのことなんかまず思い出さない。少なくとも20年ぶりかそれ以上久しぶりに考えたのに、やはりちゃんと覚えているのだった。

 

はさみに限ったことではないが、モノを買うというのは結構大変なことだった。こうしたものは、薄暗い文房具屋の隅に、紙のケースに入れて置いてあった。値段もそれなりにして、子どもにしてみれば、おいそれと手が出せない。だからこそ、一度買うとまず、名前を書いたシールなどを貼って、半永久的に付き合うつもりで使ったものである。まあ、そんな「つもり」も、ちゃんと意識していたわけじゃなくて、今から思うと、ということだ。

 

今、はさみを少なくとも3つ持っている。必要ならもっともっと、いくらでも買える。百円ショップにもあるだろうし、もっと高いのだって、買おうと思えばすぐ買えるのだった。自分が大人になったからというだけじゃないし、百円ショップが出来たからというだけじゃない。人と物の付き合い方の中に、やはり何か本質的に変わったものがある。おそらくは80年代にひっそりと進行した変化。何でもお金で取替えが利くようになった。「何でも」というのはもちろん、人間も含めてだ。

 

家の片隅に置いてあったモノたちのことを思う。名前が書いてあって、少し薄汚れていたモノたちのことを。(友田)

取材ノート

いまこうして見ていただいている方には申し訳ないけど、文芸部日誌なんか読む必要ないと思いますね。ごみですよ。稽古場日誌をこそ見るべきです。なかなか充実した内容になってきています。

 

いろいろやることあって稽古場を離れている友田です。だから、今から書くことも暇つぶしの類で、くだらないです。読んでから怒ってもしらないよ。

 

ノートが好きでして。海外でもノートを買いあさり、ふだんも結構いいの使ってます。それでもいつも新しいのを買いたくてたまらない。今度、ちょっと気合の入った取材をします。それで「ノート、ノート、新しいノート」と、資料の読み込みなどそっちのけで渋谷の伊東屋へ行きました。

 

今回、取材の対象はなかなかの大物。虚飾なぞ通用しない相手です。ふだんのノートは、面白いけどその分「ちゃらちゃら」感も。なめられちゃいけない。やはり、本格派、質実剛健なノートで、取材相手を「おっ」とのけぞらせたい。

 

そこで手に取ったのは、「ツバメ中性紙フールス」。灰色の表紙に黒字のブロック体で「NOTEBOOK」と。シンプルこの上ありません。そう、まさにノートってこんなものじゃないか?ノートのイデアのようなその表紙をめくると、見返しにこのノートの紙がいかに素晴らしいものか、るる説明してあります。

 

いわく「一万年以上永久保存が利く中性紙フールスです」。「無意味だ」と突っ込むことすら無意味だ。

 

今から一万年前と言えばメソポタミアにインドからシュメール人が移住してきて、世界で始めて農耕が始まった頃。文字なんてものもないし、当時の記録など、どこを探してもありません。それほどの時を超えて私の書くものを残すと豪語するこのノート。励まされるばかりか、かえって自分の存在の小ささを思い知らされるような感じすらします。

 

そんなわけで、取材ノートは「ツバメ中性紙フールス」で決まりだ!!

立ち稽古はじまってます

初めてのブログに何を書いて良いか戸惑っている・・・制作奥田です。

なので,稽古場画像が中心でお届けします。

今回「金の卵1970」の出演者は10歳の子役から69歳のベテランまでG.com最多の総勢19名です。
 
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